長財布 リージェントブライドルレザー s9697L サイズ表

• 実測値です。

リージェントブライドルレザー長財布 s9697L の 贈り物

• ホワイトハウスコックスのスモールグッズはギフト用に純正の専用ケース（マットなやや赤みのあるブラウン色・写真 上）が用意されています。

• 贈り物としてご希望の場合、『備考欄』に ”ラッピング希望 ”等とご記入ください。。

• 包装は、当ショップ専用包装紙（モノクログレンチェック）で包装、簡易リボンをお付けいたします。（無料）。

ブライドルレザー( BRIDLE LEATHER)とは

ブライドル【BRIDLE】を、辞書で調べると 名詞：馬ろく《馬の頭につけるおもがい・くつわ・手綱（たづな）の総称》とあります。これから解るように元々は馬具の素材として使われていた革がブライドルレザーです。

ブライドルレザーの本場はイギリス・英国。革を作る有力タンナー（皮革製造メーカー）の多くはイギリスがルーツです。

ブライドルレザーの素材は成牛の革で、フルグレインカウハイドと呼ばれている強く耐久性のある革です。フルグレインとは、牛革のぎん面（皮革の表面、毛の生えていた部分）と繊維質を含んだ表層部分のことです。カウハイドとは生後２年以上経過した雌牛の革という意味で、靴や靴底、ベルト、カバン、財布、ハンドバッグ、革手工芸、家具などに広く使われています。

この革は厚くて丈夫という最大の特長があり、馬具などに使用するには最適な素材の一つです。

そしてこの丈夫なフルグレインカウハイドを、樹皮や種子など自然の草木を使い丁寧にタンニン（フルベジタブルタンニン）で鞣し、タラ（ＣＯＤ）の油、ロウ（蜜ロウなど）で、およそ１０週間以上の長期に渡り深部まで染み込ませて、アニリン系染料（アニリン・フィニッシュ・ 水分95％の薄い染料を手塗りの後 何度かに分けて染料をスプレーする手間のかかる行程）により仕上げることで、革の深部まで染料がシッカリ浸透し、革の風合いをを損なわず、色がハゲたり、褪せたりすることなく深い色合いに経年変化するブライドルレザーが出来上がります。

新品のブライドルレザーには“ブルーム”と呼ばれる白いロウ分の粉が表面に付いています。この白い粉をホースヘアー（馬毛）ブラシなどでブラッシングして落とすと、美しい光沢感が出てきます。白い粉はロウがしっかりと皮革に馴染んでいるためのもので最初のうちはブラッシングだけでも十分なケアになります。

リージェント ブライドルレザーとは

ブライドルレザーは上記の説明の通りですが、リージェント ブライドルレザーはブライドルレザーをベースに、型押し加工を加え波状のシボ模様をつけ、ブライドルグリースを塗り込んで仕上げたものです。

ブライドルレザーの質感はそのままに、型押しならではの高級な凹凸感があり、またキズが付き難くメンテナンスがし易いなどの特徴を持っています。ひと味変わったリージェントブライドルレザーの良さをお楽しみください。

リージェントブライドルレザーのケア＆メンテナンス

ホワイトハウスコックスのリージェントブライドルレザー(イングリッシュブライドルレザー)は、ロウを革の深部に染み込ませ型押しでシボ模様を付けたた革で、驚きの堅牢性、使うほどに深まる革の風合いと味を特徴とする、コードバンと並んで人気の革です。しかしこのフルブライドルレザーも全くケア無しで長期間使用しますと油分が抜け、乾燥、色落ち、ヒビ割れなどが発生します。何十年も愛用するには日頃のケアが重要です。

使い始め製品の表面に浮かぶ白い粉、「ブルーム」をブラシ（別売 純正ブラシ）を使って落としてご使用ください。あまり落としすぎず、少し残しておくほうが若干の撥水、汚れ防止になりますので、おすすめしています。ブルームが出ている間のお手入れはブラッシングだけで十分です。

使い込んで行くと当然ながらロウ分が抜けて乾燥状態になってきます。乾燥でかさついてきたら別売りの純正クリーム【ブライドルフード】を使ってケアしてください。

ケアの手順

1. お手入れ前に目立たないところでクリームを試し塗りして確認してください。
   
2. クリームは指先に取り全体に薄く刷り込むような感じで丁寧に塗ってください。ウェスでも構いませんが、指先の感覚で塗ることをお勧めします。
   
3. 塗り終わったら30~40分乾かしてください、マット（つや消し）状になればOKです。
   
4. 最後にブラッシングすれば透明な見事な光沢が出てきます。光沢感が物足りない場合はポリッシングコットンなどで更に磨いてください。
   
5. ケアの頻度は、ご使用の頻度によりますが年に３回くらいで十分です。